和田です、和田健次です。
世間では梅雨入れだと溜息交じりの声が聞こえてきます、実際にはあまり雨が降らずで作業という点でのみで語るのであれば…助かっています。
しかし「空梅雨(からつゆ)」になると、米や野菜などの農作物に影響が懸念されます。
私が児童の頃に米不足が起こり、タイ米を輸入するということがありました。
これも降水量が足らずに引き起こされた問題です、作業が滞るかもしれませんが…早く恵みの雨が降ってほしいところです!
今回の投稿は、あまり造園や外構工事と関係がない道具の紹介です。
たまにはということで!

表題にもあるように今回紹介する道具は、愛煙家である私が使用している
「IMCO(イムコ)携帯用揮発油式着火装置(lighter)」です。
(以下「イムコ」と表記します)
イムコ社はオーストリアにある金属製品製造会社です、世界で最古参の携帯着火装置を製造する会社です。
その歴史は1918年まで遡るのでオドロキ(ジッポーは創業1932年ということを考えると凄いですね…知名度は皆無に近いと思いますが(笑))
現在では日本の会社、柘製作所が商品の製造権を引き継ぎ、製造管理と販売をしています。
(商標権はウインドミル社という別の会社がもっているようです)
写真撮影の為に箱に戻しています↓

円柱体と直方体がくっついたような面白い形をしています。
このイムコライターは揮発油がしみ込んだ布製の芯に発火石(フリント)とヤスリとの摩擦から出る火花で着火する仕組みです。

発火石(フリント)を入れる場所です。
この画像だけだと、どんな風に着火されるか分かり難いです。

こんな風に着火します。
直方体の天端部分を下に倒すと、ヤスリが回転して着火に至ります。
因みに火がでている円柱状に上部分が風防になっています、この風防を下げると…。

火力が上がります!
風が強いときは風防を上げれば、火が消えにくくなります。(当たり前か)
このイムコライター、隠された(という訳でもないが)機能がります。
何と!着火状態から、着火部分が分離できます!!
着火してなくも分離できますが…

驚きですね…!燭台になるのです(笑)
まぁ燭台として使用する人は稀だとは思います。
私は煙管莨(きせるたばこ)と導管莨(パイプタバコ)を嗜むので、このように分離させて上部から莨に火を点けるのが好ましいのでこの道具を愛用しています。
紙タバコは…どんな着火装置でも特に問題がないと思います。
状況に合わせて道具を変える…、良いことです(?)。
梅雨の合間のひと時に、面白い小話として読んでいただけたでしょうか?
何にせよ、喫煙者は周囲に十分に気を配り、迷惑がかからない様に喫煙を愉しみましょう。
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