和田です、和田健次です。
この時期になると桜があちらこちらで咲き乱れています、「春が来た」というべきでしょうか。
（小島剛夕ではない）
一斉に咲き誇り、短い開花時期を終えて散りゆく様は「華やか」というよりも、「儚い」という言葉がよく似合うと思います。
そんな桜を見る度に私は「あと何回桜を見ることが出来るのだろうか？」と、自分の余生の長さを考えさせられます。
自身は矮小な存在ではありますが、残りの人生を悔いなく過ごしていきたいものです。
という訳で、今回は「枝垂れ桜」の植栽工事です。
住宅の前面に開放的に広がる芝生のお庭、この中央に植栽を行います。
大迫力の枝垂れ桜です、これをヒロキ氏と掘り取って現地に移送。
幹巻きをしています、桜が根付くまでの間に強い日差しなどから樹皮を守ってくれます。
既に新芽も出てきそうなので樹皮を傷つけないようにしっかり固定して吊り上げます。
段差のあるお庭ですので作業車があると仕事が捗ります、親方の古屋が応援に駆けつけてくれました。
1日目の作業はここまで！
2日目
2日目は一人での作業
大型犬を複数飼育されているので根がしっかりと張るまでの間、竹垣で根鉢が傷つくことを防ぎます。
（植木周囲にある黒い物体は「DOパイプ」といって植木周囲の土壌に酸素を取り込みやすくする道具です）
竹垣完成。ついでに芝生の雑草も抜きました…広い場所に大きな樹木があると素敵です！
来年はこのお庭で花見ができそうですね（笑）
桜は放置をし過ぎると毛虫などがつくので消毒などの管理が多少必要ですが、その手間に見合った喜びを私たちに届けてくれる樹種です！
来年はもっと沢山の花が咲きますように！
桜、日本人にとってこれほどまでに美意識と死生観に訴えかけてくる木があるでしょうか？
先述しましたが、私も残りの人生を悔いなく美しく生きたい！…と、そんな元気をもらえる現場でした！！
（そういえばこの現場は沢山の「杭（くい）」があったなぁ（笑））
ありがとうございました
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